作業報告書は、現場が終わってから作るもの。多くの一人親方や職人さんが、そう思い込んでいます。事務所に戻り、パソコンを開き、写真を取り込んで貼り付ける。この「戻ってから」の時間が、1日の最後を重くします。
ある設備メンテナンス会社(以下A社)は、この作業報告書をスマホだけで、1件3分にしました。以前は1件30分。月87件を、パソコンを開かずにさばいています。
この記事では、次の3点をお伝えします。
- ✓なぜ作業報告書は「現場のあと」に時間がかかるのか
- ✓スマホだけで作業報告書を3分にする流れ
- ✓報告書がきれいに揃う、スマホ写真の撮り方
なぜ作業報告書は「現場のあと」に時間がかかるのか
作業報告書が重いのは、作業そのものより「戻ってからの段取り」が多いからです。パソコンを起動し、スマホから写真を移し、どの写真がどの現場かを思い出し、貼り付けて、キャプションを打つ。現場では数分で撮れた写真が、机では1件30分の作業になります。
しかもこれは、現場を一番分かっている本人にしかできません。だから夜にまとめてやることになり、1日の終わりが削られていきます。
これまで
- ▸事務所やプレハブに戻ってから
- ▸パソコンを開いて写真を取り込む
- ▸夜にまとめて1件30分
これから
- ▸現場で、スマホだけで
- ▸撮った写真をその場で送る
- ▸移動中に届いた報告書を確認・1件3分
30分 → 3分・PC不要
スマホだけで作業報告書を3分にする流れ
A社が変えたのは、報告書を作る場所とタイミングです。現場でスマホで撮り、現場を出る前にフォルダごと送る。あとはAIが写真を読み取り、報告書の形に組み上げます。届いた報告書を移動中に確認するだけなので、机に向かう時間がなくなりました。1件30分が3分、しかもパソコンは要りません。
01
現場で撮る
全景+寄りをスマホで撮影
02
その場で送る
現場を出る前にフォルダごと送信
03
確認するだけ
AIが報告書に変換・移動中にチェック
いま、作業報告書に1日どれくらい使っていますか?
月の件数から、スマホ完結でどれだけ空くかの概算をお出しします。
報告書がきれいに揃う、スマホ写真の撮り方
スマホで撮るときに少し揃えるだけで、報告書が自動できれいに並びます。
- ・1つの箇所につき「全景」と「寄り」の2枚を続けて撮る
- ・施工前→施工後の順で撮る(並び順がそのまま報告書になる)
- ・現場ごとにアルバムを分け、その日のうちに送る
この3つを守れば、撮った写真がそのまま報告書の並びになります。あとから順番を直す手間も消えます。
まとめ
- ✓作業報告書の重さは「戻ってからの段取り」にある
- ✓スマホで撮って送るだけにすれば、1件30分→3分・PC不要(A社・月87件)
- ✓全景+寄り・施工前後の順で撮れば、報告書が自動で揃う
報告書の代行の仕組みは工事写真の報告書を「送るだけ」にした実例で、事務全体を手放した例は月170時間を空けた実例で詳しく書いています。
